ペルーは南米の太平洋側に位置しており、首都はリマ(Lima)です。16世紀からのスペインの植民地時代を受け、街並みはその影響を色濃く残しています。
ペルーにはアマゾン川流域の熱帯雨林のジャングル、アンデス山脈の標高6000mを超える尾根が連なる高原地帯、太平洋側の世界でも有数の砂漠地帯と、1つの国ながらたくさんの顔を持っていることも、多くの旅行者を惹きつける魅力となっています。また、インカを始めとした古代文明も大きな魅力の1つです。中でもユネスコの世界遺産の1つに指定されている『マチュピチュ』は、日本では『インカの失われた都市』、『空中都市』として紹介されており、「一生に一度は行きたい世界遺産」のベスト1に輝いています。
ペルーの遺跡はマチュピチュだけでなく、紀元前1000年頃に作られたとされるチャピン遺跡、インカ帝国前に栄えた都市遺跡のチャンチャン遺跡など数多くの遺跡が残っています。また、地上に刻まれた地上最大の落書き(?)であるナスカの地上絵やインカ文明とスペイン文化の調和が見事に取られた都市クスコなど様々な魅力で溢れています。アンデスの風と古代文明の空気を同時に感じられる国ペルーは数多くの旅行者の憧れの地となっています。